植民地経営は「偉業の達成」?

植民地経営は「偉業の達成」? 結論:英国の植民地経営に関しては肯定派もいるが、その成功の原動力は、徹底的な現実主義、妥協主義、拝金主義の力、ならびにスコットランド経営等による「練習効果」だった。 印象に残った会話がある。英国の旧保護国だった…

英語内在化:原書一冊を一年間繰り返し聴く

第12話 英語内在化:原書一冊を一年間繰り返し聴く 今回は、一つの試みとして行った学習法のご紹介です。2010年代に入り翻訳者として忙しくなり、原書を読む時間が減ってしまったころですが、対策として一度読んだ原書を何度も何度も繰り返し聴くというメソ…

「ペラペラ英語」なぜ通じない?子音の軽視と巻き舌(第11話)

ペラペラと英語を話しているのに通じない人がいますが、多くの場合その原因は子音の質が悪いことと巻き舌のクセです。 英語は、母音が多少間違っていても、子音さえしっかり発音すればかなり通じると、大学の音声学で学びました。確かに英語の母音は国・地域…

多読で磨く英語: “Execution” は死刑執行だけじゃない

第10話 多読で磨く現代英語のセンス: “Execution” は死刑執行だけじゃない 今回は、英語の多読方法について述べますが、結論は「文芸物に行く前に現代実用英語を多読し英語センスを磨くことが重要」だということです。 多読のプロセスとしては以下の順序を…

あなたの She は失礼です:英語のマナー

オーストラリア人宅での出来事。ある幼児が著者の妻の目の前で “She is…”と言ったとたん、母親から「失礼よ」と注意されました。「ちゃんと名前で呼びなさい。ノリコってね」とのこと。 本人の前できちんとファーストネームで呼びあう礼儀をあまり意識せず、…

英語の歌で発音マスターしよう

第8話 英語の歌で発音マスターしよう https://www.youtube.com/watch?v=Xu-DWUngjhk 英語の発音はただでマスター出来ます。1960年代のフォークソングに音声が良質な上、伴奏も静かなものが多く、発音を鍛えるのに最適です。その一例が下記の歌です。この歌を…

第7話 英検一級の金銭的価値はあなたの年収の何倍か 英語力の金銭的価値を真剣に取り上げるメディアがないことから、あえてこのトピックに触れたいと思います。 結論は、英検一級の英語力をうまく活用すれば年収はX倍にもなるということです。すなわち英検一…

「弱く話してください」英語発音はピアニシモで

第6話 「弱く話してください」英語発音はピアニシモで 今回は、「軽く音読」することの大切さを説明します。まるでささやくように弱く発声すること(いわば「ピアニシモ発声法」)が英語発音学習のコツだというのが結論です。 弱く話す方が発音をコントロー…

脳をいじめず楽しませて英語を内在化する:暗記は禁物

第5話 脳をいじめず楽しませて英語を内在化する:暗記は禁物 本ブログの目的の一つが、「日本の英語教育の闇である教材依存についても指摘し、学習者の気づきを図る」でしたが、自学を軽視し授業・教材を重んじる体制には是正の兆しはないです。それどころか…

英語内在化の手引き

第4話 アウトプットすることを意識してインプットする ~ 内在化 どうしたら効率的に英語が学べるか?中学生時代に気がついたのは、常にアウトプット(話す・書く)を意識してインプット(読む・聴く)することです。そうすることで言葉に対する注意力が増し…

第3話:英検一級への近道 「話す・書くため」の学習 あとはついてくる

今回のテーマは「話す・書くを目的に学習する:残りは後からついてくる」です。 この方針の実践方法が、前回説明した「4要素同時学習」です。読みながら英文を書く練習をしていくと、結果的に文法・語彙が完璧になってきます。残りは後からついてくるとはこ…

「4要素同時学習法」の出発点

もともと私は性格的に、自分が楽しいと思ったことは熱中するが、人から何かを強制されることが嫌でした。 前号のブログで紹介した「4要素同時学習法」を編み出した背景はシンプルです。 小学生時代から海外ポップスに関心があり、レコードを買って歌詞カード…

「英検一級取得、その後の人生が変った」の背景は「4要素同時学習法」

大学3年で英検一級にパスし、就職後のTOEICは社内で一位でした。そのような英語力を生かし、その後外資系証券に入りキャリアは順調でした。2008年からは英語翻訳者で、副業は不動産投資です。 このブログの主な目的: お金をかけずに英語力をつける英語学習…